概要と目標
条件によって、
処理を分けれるようになろう。
条件によって処理を分けるif文の使い方を学習しましょう。
条件によって処理を分けるif文の使い方を学習しましょう。
条件式が true か false によって処理の流れを変える制御構文。
if (条件式) {
// 条件式が true の時の処理
} else {
// 条件式が false の時の処理
}
else { } は省略可能。
// 年齢の取得
var age = prompt('年齢を入力して下さい');
if (age >= 20) {
// age が 20 以上の時
document.write('利用可能');
}
// 年齢の取得
var age = prompt('年齢を入力して下さい');
if (age >= 20) {
// age が 20 以上の時
document.write('利用可能');
} else {
// age が 20 未満の時
alert('利用不可');
}
2つの値を比較する時は、比較演算子を用いる。
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
A > B |
A が B より大きい時 true |
A < B |
A が B より小さい時 true |
A >= B |
A が B 以上の時 true |
A <= B |
A が B 以下の時 true |
A == B |
A が B と等しい時 true |
A != B |
A が B と異なる時 true |
A === B |
A が B とデータ型も含めて等しい時 true |
A !== B |
A が B とデータ型も含めて異なる時 true |
複数の条件式が全て true 時だけ処理を実行し実行したり、true 時だけ処理を実行したりすることが出来る。
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
Aの式 && Bの式 |
A、B どちらの式も true の時に true |
Aの式 || Bの式 |
A、B どちらかの式が true の時に true |
// 年齢の取得
var age = prompt('年齢を入力して下さい');
if (age >= 20 && age < 60) {
// age が 20 以上でかつ 60 未満の時
document.write('利用可能');
} else {
// age が 20 未満か 60以上の時
alert('利用不可');
}
confirmを使っても分岐できる。
confirm()は、「OK」ボタンが押されれば、truefalse になる。
if (confirm('お腹空いてますか?')) {
alert('ピザを注文しました。');
}
「chapter03」 › 「training」フォルダ内の「index.html」を開き、
下記の問題を解いて下さい。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>練習問題3</title>
</head>
<body>
<script src="app.js"></script>
</body>
</html>
if (confirm('お振込みしますか?')) {
// OK が押された時
// 入力ダイアログで金額を取得
var price = prompt('お振込金額を入力して下さい。');
// 取得した金額を画面に表示
document.write(price + '円 お振込されました。');
} else {
// キャンセル が押された時
alert('キャンセルされました。');
}
解答例は全問題のチェックボックスが on になるとご覧いただけます。
if文は条件式に応じて処理を分ける制御構文です。
入力チェックなどでよく使うので覚えておきましょう。