概要と目標
JavaScriptで出来ることを知り、
はじめてのJavaScriptを書いてみる。
JavaScriptの基本を学習し、画面に文字列を出力できるようになりましょう。
JavaScriptの基本を学習し、画面に文字列を出力できるようになりましょう。
主にWebページ上の動きを付ける目的で利用される。
一番土台がHTML
その上にCSS
一番上にJavaScript
脆弱性を狙ったウイルスにより嫌われ者になったが、
非同期通信の登場で今では欠かせない存在に。
CSSもテキストエディタと呼ばれる文書が書けるソフトと、ブラウザがあれば開発できる。
文書を書くためのソフト。
Windowsの「メモ帳」や、Macの「テキストエディット」でも開発できる。
以下は、よりHTMLを開発しやすい無料のテキストエディタ。
ホームページを閲覧するためのソフト。
Windowsの「Internet Explorer」や、Macの「Safari」でよい。
以下は、その他のよく利用されているブラウザ。
JavaScriptは、HTMLファイルの中にscript要素を用いて記述する。
JavaScriptのコードはscript要素内に直接記述する方法と、src属性を使って、外部のJSファイル (拡張子「.js」)に記述方法がある。
なお、script要素は特に問題がない限り、</body>の手前に記述するのが一般的。
script要素内に直接記述する方法<script type="text/javascript">
ここにJavaScriptの処理を記述
</script>
</body>
HTML5 の場合は type属性を省略できる
<script src="JSファイルのパス" type="text/javascript"></script>
</body>
HTML5 の場合は type属性を省略できる
script 要素に src属性を指定する場合、要素内には何も記述しな
<script>
document.write('Hello JavaScript');
</script>
</body>
プログラミング言語を学習する際は、まず画面に文字を出す方法を学ぶ。
JavaScriptの場合は、document.write()という命令を使う。
ただしこの命令は、HTML5では非推奨となっている。
この授業では学習のため用いるが、実務では利用しないようにする。
document .write () ・・・ 画面に出力するメソッドdocument.write (表示したい情報 )
オブジェクト メソッド
script要素を作成し、src属性で、「app.js」ファイルを参照
<body>
<script src="app.js"></script>
<script>
document.write('Hello JavaScript');
</script>
</body>
document.write('外部ファイルを実行');
ソースコードにメモを残すことを、コメントや、コメントアウトと呼ぶ。
// 1行分のコメント
/*
複数行の
コメント
*/
// JavaScript の基本
/*
document.write()
画面に出力するメソッド
*/
document.write('外部ファイルを実行');
ブラウザには「コンソール」と呼ばれる場所がある。
(Google Chromeの場合: 「表示」 › 「開発/管理」 › 「JavaScriptコンソール」)
もし、JavaScriptのエラーが発生した時は、この「コンソール」に表示される。
また、この「コンソール」に値を出力されることも出来る。
console.log(表示する内容)
// コンソールに出力
console.log('コンソールにこんにちは');
console.log()などで、出力する文字列の中に「'」や「"」を使う場合は、
文字列に含めない方の引用符を使うか、引用符の前に¥ (Mac: option + ¥ )を入力する。
// 文字列に含めない方の引用符を使う
console.log("I'm Fine!");
// 文字列に含めない方の引用符を使う
console.log('I\'m Fine!');
console.log()命令で、エスケープシーケンスを活用して、「I'm Studying」と出力
// エスケープシーケンス
console.log('I\'m Studying');
| エスケープシーケンス | 説明 |
|---|---|
\n |
改行 |
\t |
タブ |
\' |
シングルクォーテーション |
\" |
ダブルクォーテーション |
JavaScriptには画面上にポップアップウインドウを表示する命令がいくつかある。
「OK」ボタンがあるダイアログボックスをアラートボックスという。
window .alert () ・・・ 警告ダイアログを表示するメソッドwindow.alert(表示するメッセージ)
window オブジェクトに関しては、オブジェクト名を省略できる
// アラートボックス
alert('保存しました');
JavaScriptには「OK」ボタンと「キャンセル」ボタンがある、
確認ダイアログボックスがある。
window .confirm () ・・・確認力ダイアログを表示するメソッドwindow.confirm(表示するメッセージ)
window オブジェクトに関しては、オブジェクト名を省略できる
// 確認ダイアログ
confirm('削除しますか?');
JavaScriptにはテキストの入力を促すダイアログボックスがある。
window .prompt () ・・・ 入力ダイアログを表示するメソッドwindow.prompt(表示するメッセージ)
window オブジェクトに関しては、オブジェクト名を省略できる
// 入力ダイアログ
prompt('お名前を入力して下さい');
document.write()メソッドを使って、prompt()で入力された内容を表示するコードに変更
// 入力ダイアログ
document.write( prompt('お名前を入力して下さい') );
「chapter01」 › 「training」フォルダ内の「index.html」を開き、
下記の問題を解いて下さい。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>練習問題1</title>
</head>
<body>
<script src="app.js"></script>
</body>
</html>
alert( prompt('お名前を入力して下さい') );
解答例は全問題のチェックボックスが on になるとご覧いただけます。
JavaScriptは主にWebサイトの動きを付けるプログラミング言語。
script要素を用いて記述する