(1) 有効さ(正確性)
「何のサイトか」「何があるのか」「何ができるのか」が5秒以内にわかるサイトにしましょう。
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ロゴやサイト名の配置
サイトの訪問者は、誰のサイトにやって来たのか、誰が提供しているコンテンツなのかが気になります。ロゴやサイト名をわかりやすいところに(通常は左上)に配置することで安心感や信頼感が向上します。
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キャッチコピーでページの役割を明確に表す
説明的なキャッチコピーで、そのページには何があるのか、何が出来るのかを明確に表しましょう。
ユーザーの疑問に簡潔に答えるようなキャッチコピーであれば、ページの好感度が向上します。
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サイト運営者の情報やお問合せページ
サイトの訪問者はサイトやその内容の信憑性が気になります。
誰が提供しているコンテンツかを容易に確認できるように、運営者の情報ページやお問合せページを、見つけやすい場所に配置しましょう。
(2) 効率(操作性)
訪問者が迷子にならないように、しっかりとナビゲーションを作りましょう。
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メニュー項目の数
メニュー項目の数が多すぎると、どのメニューをクリックすればいいか悩んだり、あとで項目を思い出すことも困難になります。
可能であれば、メニュー項目の数は、5〜7固定度になるようにしましょう。
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ロゴにトップページへのリンクを指定
一般的なWebサイトのロゴには、トップページへのリンクが設定されています。
ユーザーはこのような習慣を無意識に記憶しており、ロゴにリンクが設定されていないサイトを使いにくいと感じてしまいます。
自分のサイトが使いにくいと判断されないためにもロゴにはトップページへのリンクを指定しましょう。
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リンクの表現
リンクは、そこがクリックできる箇所だと視覚的にわかるような装飾にしましょう。
下線付きの青色のテキストは、テキストリンクの象徴です。
通常のテキストに見えるようなCSSを設定したり、通常のテキストがテキストリンクに見えるようなCSSは控えましょう。
(3) 満足度合い(快適性)
品質の高い、整理された読みやすいコンテンツを作成しましょう。
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デザインの一貫性
Webサイトのレイアウトや見出し、ボタンなどの装飾は、サイト内で一貫させましょう。
ユーザーはその一貫性によって、あなたのサイト内にいることやサイト内のルールを認識します。
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Webサイトに適した文章
サイト上での文章は、印刷物以上に、その読みやすさが重要になってきます。
文章はウインドウの幅2/3程度で区切って、行間や余白を適切に調整しましょう。
なお、文章が長くなる場合は、中身出しや、小見出しを使って話題を整理し、
流し読みでも伝わるように工夫しましょう。
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Webサイトの表示速度
1つのページに情報を詰め込みすぎると、表示に時間がかかり訪問者にストレスを与えてしまいます。
1ページあたり100KB程度に抑え、10秒以内に表示できるサイトにしましょう。
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閲覧環境の違い
利用者によってOSもブラウザもディスプレイも様々です。
ユーザの閲覧環境の違いを意識してWebサイトを制作しましょう。
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404ページの用意
Webサーバは、リクエストされたページが存在しない時に、「404 Not Found」というページを表示します。独自の404ページを作成することで、訪問者に代替えのコンテンツを提供したり、サイト内検索のフォームを提供することが可能になり、サイトの離脱率を低下させることができます。